製造工程Flow

製品ができるまでの工程

①インペラ(羽根車)の加工

送風機のインペラは用途により、高温・摩耗等に耐えながら高速で長時間にわたり回転を続けます。そのため、高い耐久性が求められます。

弊社では豊富な製作実績を元に、材質、形状を決定します。プラズマ切断機で材料を切り出します。その後に、職人の手により、曲げ加工、溶接を行います。造形されたインペラを、熱処理・サンドブラストを処置することで、材料の耐久性を高めます。インペラの外形、内径、ボス穴へ機械加工を施し、溶接などの歪を取った後、バランス修正を行います。

②主軸の製作

送風機の軸はインペラを支えながら高速で回転する為、軸だけでなくベアリングの強度なども考慮しながら設計を行います。

旋盤にて荒加工の後に熱処理を行い、材料の耐久性を高めます。さらに仕上げ加工をし、キー溝加工を行います。

③ケーシング等、製缶品

扱う気体の温度による金属の膨張や、要求される気密性により、ケーシングの材質・形状を決定します。プラズマ切断機で材料を切り出します。その後に、職人の手により、曲げ加工、溶接を行います。機械加工を行い、1/1000mm単位での精度を出します。 内外面に塗装を行います。

④組立

以上の製品の組み立てを行った後、性能試験を行い、仕上げの塗装を行います。