CEO MESSAGE
社長メッセージ

これからの百年を、人とともに ―― 奥野社長に聞く
聞き手:枝廣淳子
奥野薫
代表取締役社長
1994年3月 大阪府立東住吉工業高校卒
同年4月 大阪送風機製作所入社
2004年3月 設計課 主任
2012年9月 設計課 課長
2019年10月 事業部 統括部長
2023年1月 執行役員事業部長
2023年6月 取締役事業部長
2026年8月 代表取締役 就任

1994年に大阪送風機へ入社して以来、ずっと設計の現場でものづくりと向き合ってきました。
入社した頃は年齢の離れた先輩ばかりで、毎日が手探りの連続。
そのような中、月日が経ちプロトタイプのSOFC用ブロワにも携わりましたが当時中々上手くいかず 徹夜で図面を描き直し、失敗しては原因を探り、また作り直すーそんな日々を積み重ねてきました。
愛知万博で燃料電池システムに組み込んだブロワが止まってしまったときも、
現場に駆けつけ、全社で協力してもらい乗り越えたことを、今でも鮮明に覚えています。
当時の上司たちは、私たち若手の失敗を頭ごなしに叱ることなく、「そこから学んで成長してくれればいい」と言い続けてくれました。経営的に決して楽ではなかった時代に、それでも人を育てることを選んでくれた?その懐の深さに、この立場になった今、改めて気づかされています。
大阪送風機の強みは、逃げずに挑戦し続けること。そして、設計と現場の垣根なく助け合うことだと思っています。一台の機械を動かすために、みんなで知恵を持ち寄る。その積み重ねが、100年という歴史をつくってきました。
前社長のもとで描いた次の一歩を、まずは実現したい。私たちの技術を海外にも届け、この仕事が単に「ものをつくる」だけでなく、社会に確かな価値を生み出していることを、もっと多くの方に知っていただきたいと思っています。
そして何より、この会社を支えてくれる一人ひとりが、次の世代を安心して育てられる環境をつくっていくこと。それが今、私が最も大切にしたいことです。
見えないところで、世界を動かし続ける。ー先人たちが積み上げてきたこの姿勢を大切に、これからも大阪送風機は歩んでいきます。


